ゆずまちのきろく。

一次創作二次創作ゲーム食べ物などの雑多ブログです。

ショートケーキと言う名の哲学

今日の昼に家族とはま寿司に行った。


自分は寿司が好きだ。魚の切り身と酢飯の組み合わせは最高だ。特に白身魚が好きだ。エンガワの独特の食感と噛みしめるほど出てくる甘み、そしてシャリの酸味。よき。しかもはま寿司は醤油の種類が豊富なのでネタに合わせ昆布醤油やさしみ醤油など使い分けられるのがいい。


もちろん魚以外のネタも美味い。ダイス状にカットされたローストビーフの軍艦や卵、マヨコーンは魚魚した口をガラリと変えてくれる。サイドメニューの茶碗蒸しも卵のぷるぷる感とじわりと滲み出る出汁の風味が秀逸だ。


最近ではラーメンにも力を入れており「あれラーメン屋だっけ?」と思うくらい美味しいクオリティのものを食べることが出来る。今回食べた喜多方らーめんも自分には少し味が濃かったものの麺は喜多方らーめん特有の平べったさがあり醤油ベースのスープもなかなかに美味だった。


はま寿司は自分の一番好きな好きな回転寿司店だ。かっぱ寿司くら寿司やスシローが嫌いなわけではないのだが……一番近いのがはま寿司だから気軽にいけるというのがまあ一番の理由だ。






そんなはま寿司に今日行ってきたのだがそこで自分は驚くべきものを見つけた。


そのメニューの名前は『ふんわりショートケーキ ブルーベリーソース』だ。


そう、ショートケーキ。ショートケーキといえばどんなケーキだろうか?
 
 
自分はよくスーパーやケーキ屋さんで見かける二等辺三角形でスポンジとホイップクリームを交互に重ね上にホイップクリームと苺でデコレーションしたケーキを思い浮かべる。おそらく日本生まれの日本育ちの人なら大体がそんな感じのショートケーキを思い浮かべるのではないだろうか。


そんな自分の固定概念が覆った。言葉で説明するのは難しいので実物を見ていただきたい。


それがこちらだ。



ショートケーキ……?


え、ショートケーキなの?この子が?どう見てもマフィン的なやつでは?と写真を見て困惑しつつも注文した。断面図は撮り忘れたが一枚のスポンジに生クリームが詰まっているケーキだった。つまりどちらかというとロールケーキに近い。


しかしはま寿司的にはこの子はショートケーキに分類されるらしい。衝撃だった。だってどう見ても自分のイメージするショートケーキじゃねえもん。三角でもなければ重なってもいないし苺だって使われていない。なのにはま寿司は堂々とこの子をショートケーキと呼んでいる。


困惑してふと思った。勝手なイメージをしているがショートケーキとはそもそもなんだ、と。


その謎を探るべく自分はWikipedia先輩を頼ることにした。


ja.m.wikipedia.org


おや。写真からしてイメージと違うやんけ。日本のショートケーキは外国のショートケーキとは違う独自のものとなっていると聞いてはいたものの詳しく調べたことはなかったのでこうして外国のショートケーキを見ると全然違うことに驚く。ふわっとしか調べなかったので詳しくはわからないがどうやら最初はスポンジではなくビスケットに近い生地だったんだとか。あと別に苺じゃなくてもいいと。


今の形を伝えたのは不二家とのこと。へー。奥深しショートケーキ。


こうしてお昼に自分の想像と異なるショートケーキを食べただけなのにちょっぴり賢くなったつもりになれた湯町なのであった。



あ。言い忘れたが味は普通に美味しかった。スポンジに生クリームにブルーベリーソースだからね、そりゃ美味しいね。次行った時にまだあったら今度はチョコソースの方を食べたいですまる