カクヨムに連載作品の最新話を投稿した。
第四話は騎手の主人公がトラウマと戦いつつも騎乗出来るようになる+どんな風にレースするのか作戦会議する話だ。地味な展開ではあるがあまり長々とトラウマや葛藤、特訓の様子を書いてもグダグタしそうなのでダイジェスト気味になってしまったが作者としては楽しくかけた。
まあ自分は馬に騎乗したことないし競馬も見始めて一年ちょいのニワカなのだが……そういうのを勢いで押し切るのが自作小説の良いところだ。
あとこれまでの話を見返して戦う理由の一つであるリーシャとの絡みが少なすぎるな……と思い一応今回登場させたのだが今回恋愛色はほぼ皆無な話なのでこれでいいのだろうか……と戸惑っている。(一応2話目も描写は追加した。少しだけだが)
実は今まで恋愛を絡めない話書いたこと殆どないのだ。童話として書いた『アップルパイとおおかみさん。』でも子どもの淡い初恋的なニュアンスを書いているし。
恋愛が絡まない男女のやり取りはアレでいいんだろうか……いや、リーシャの方はちょっぴり年上異性への憧れ的淡い想いが無自覚ながらもある設定なんだが。わからん。なーんもわからん。
次話である第五話はいよいよレース本番だ。対戦相手と本番前に勝負して負ける、的なイベントも考えたが四話の終わり方的にも物語的にも余計というかテンポがよろしくないと思ったのでやめた。
決戦、つまりレースの描写どうやって書こう……と今から頭を悩ませている。
その練習として好きな競馬レースを見て自分ならばこのレース展開を文章化してみているがなかなか大変だ。
1着の馬と騎手視点にしても情報の取捨選択が難しい。何せ競馬は数分のレースの中に様々なドラマがあるからだ。ただレースで今は1着、途中抜かされて2着に、最後ど根性で差し返した……の様な描写を淡々とするのでは味気ない。
それまでの背景、そのレースに望む陣営の想い、そしてどんな勝ち方をしてその勝利によって何が起きたか。改めてリアルタイムでそれらを完結に、時には詩的に語る実況者は凄いと気付かされる。
15ハロンの追走という物語の1番の盛り上げどころでもありクライマックスとなるであろうレース描写。なんとか競馬をよく知らない人でも楽しんで読めるように執筆したいものである。